シルクスクリーン・プリントとは、アイロンプリントとは違い、ここで紹介します。
シルクスクリーン・プリントとは、アイロンプリントとは違い、Tシャツの生地にインクを染み込ませる形でオリジナルTシャツを作っていきます。
インクを直接染みこませるために、洗濯してもボロボロになることなくキレイな仕上がりになります。
まずはデザインを作り、それをシルクスクリーンという網状のスクリーンに写し、その網の上からTシャツに向かってインクを摩り下ろすとTシャツに網から漏れたインクが染み込んで印刷される、といった感じです。
これはある意味版画と同じで、このシルクスクリーンが版になるわけです。
版は1つ作れば、その版を使って何枚も印刷物を印刷できます。
このシルクスクリーンの版も1つ作ってしまえば同じデザインのオリジナルTシャツを何枚も印刷することが可能なのです。
シルクスクリーン・プリントのメリットは何といっても印刷された部分がとてもキレイに仕上がり、洗濯してもアイロンプリントのようなボロボロ感がないことです。
直接Tシャツの生地にインクを刷り込むことでTシャツとデザインの一体感が生まれます。
この方法で市販のTシャツも作られていますので、デザイン次第では市販のTシャツかと間違えるようなオリジナルTシャツを作ることができます。
また、シルクスクリーンの版を作ってしまえば、あとはそのスクリーンを使って何枚も同じデザインのオリジナルTシャツを作ることが出来ます。
シルクスクリーン・プリントによるオリジナルTシャツ製作にかかる費用は印刷道具が約1万円程度とTシャツだけです。
Tシャツは枚400円程度から買うことができるので、何枚も刷ることを考えると業者に委託するよりも安価にオリジナルTシャツを作ることができます。
シルクスクリーン・プリントのデメリットは、多色刷りが難しいことです。
版画でも、基本的には1色で刷りますよね。
1回の印刷で全体にインクを刷り込むことで基本的には1色で一気に刷ってしまうのです。
ここで多色刷りする場合はシルクスクリーンを色別に用意し、色を塗り替える部分にそれぞれ印刷することになります。
これでは印刷部分がずれてしまったりすることもあり、それなりの慣れが必要です。
また、シルクスクリーンにオリジナルデザインを入れて版を作る際の失敗とTシャツに印刷するときの失敗がついてまわります。
スクリーンを版にする場合に太陽を利用して版を型抜きしますが、これで失敗する場合がとても多いのです。
そして版からTシャツへの刷り込みのときに、版が少しでもずれてしまうと、Tシャツにインクがずれてついてしまったり、刷り込みが足りないと薄い部分と濃い部分などにまだらになってしまう場合があります。
印刷工程では、印刷で使ったシルクスクリーンは一回一回洗い、乾かしてからでないと次に印刷するTシャツが汚れてしまうのでそこの手間もあります