Tシャツはファッションの歴史を紹介します。
70年代前半ヒッピー達による「ラブ&ピース」運動や後半のパンクムーブメントなど、自由を求める思想とTシャツが見事にマッチした。
それまでのメンズファッションとして捉えられていたTシャツを多くの女性達が着こなすようになった。
こういった流れの中でTシャツは多くのカラーやデザインが作られるようになった。
80年代に入るとヴィヴィアン・ウエストウッドが、音楽や思想を背景にパンクファッションを確立し、ロックアーティストなどもTシャツを自分たちのスタイルとして着用するようになる。
またスポーツウェアもストリートで受け入れられる一方でスーツ・ドレス・ワイシャツなど洗練された服も復活した。
ブランドロゴの入った高価なTシャツが広まる一方でコピー商品が出回り、乱用やパロディなども生まれた。
90年代では80年代で興った様々な変化がうまく混合されてゆく。
それまで主にカジュアルとして着こなされていたTシャツが山本耀司やジョルジオ・アルマーニらがスーツにTシャツを合わせるスタイルを提案し、ミニマル・ファッションが誕生した。
またこの頃環境問題やリサイクリングなどの関心も高まりTシャツにもオーガニック綿を利用したものが登場した。
そしてTシャツはカルバン・クラインやダナ・キャラン、ジョルジオ・アルマーニらの提案によってカジュアルフライデーの普及もあり、ビジネスの場でも許されるようになった。
こうしてラグジュアリーTシャツとして数多くのデザイナーが自分たちの個性をこぞってコレクションで発表するようにまでなった。